企業・業界との連携のご紹介
「感謝の心を企業の皆さんへ届ける~今、私達に出来る精一杯のエール~」ircの取り組み
2021.02.17新型コロナ感染の影響を受けダメージが大きいと言われている観光業界、そんな中でもircエアライン科の学生は、日頃から意識している“発想の転換”を発揮し航空会社向けに応援動画や応援ボードなどを作成し企業へ届け喜ばれた。
ircでは、観光関連企業の協力を得て実習や講義など企業連携授業が行われている。
「コロナ禍で医療機関への応援はよく取り上げられているが、航空会社等へのエールも必要では?」という職員の問いかけにエアライン2年生から出たのは、「応援動画やみんなの思いを込めたボード等を作って届けたい」という案だった。
コロナ禍で集合することが困難だった8月にZOOMを利用し話し合い、動画の企画や工程をまとめ、撮影や編集を行った。動画は、ポジティブワードを使うグループディスカッション、ヘアメイクレッスンや、企業をイメージしたちぎり絵のボードを作成している様子などもあり、応援したいという学生の思いがよく伝わるものに仕上がっている。また、装飾を施した置時計も作成した。
更に1年生は、折り紙で作った星(★)を敷き詰め、航空会社のロゴマークと会社をイメージしたボードを作成し思いを込めた。
届けた時の様子をフェイスブックに掲載した企業、置時計を訓練所のモックアップに置き、贈った動画をCAさん達が何度も観て元気をもらっていると嬉しい報告をしてくれた企業など、学生の思いを真摯に受け止め、配慮頂いている事に感謝したい。
取材に応じてくれた喜名和歌子さんは「 “この現状だけど、今頑張ればきっと良いことがある。前に向かっていこう”という言葉を学生に伝えています。そして学生達は、日頃からその言葉に応えた行動をとっており、逆に職員が勇気をもらっています。」と話してくれた。
今回の企画を快く受けて頂いた企業様(RAC、JTA、JALスカイエアポート沖縄、ANA沖縄空港、スカイマーク那覇空港)に心より感謝申し上げます。(ircエアライン職員一同)