企業・業界との連携のご紹介
【学園情報】琉球新報 「未来へいっぽにほ」教育コラムを掲載
2025.10.12<未来へいっぽにほ> 十七歳の地図
配られた1枚の紙には「進学」「就職」の2つの選択肢と、「第一希望」「第二希望」「第三希望」の3カ所の空白。このコラムを読んでいる多くの方が経験したことのあるシーンではないだろうか? 高校3年の4月、17歳の私もそれを経験した1人だった。
17歳の私は社会科の先生になりたい「夢」があり、担任の先生からは大学で教員免許を取得するという「地図」を教えてもらった。教員免許は大学でしか取得できない資格だったので自然と大学進学に決まったが、例えば「看護師」であれば大学以外にも看護専門学校という選択肢もある。17歳の高校生にとって一大決心となる進路の選択だが、どうしていいか分からずに、ジリジリと時間だけが過ぎていく・・・。
最終のゴールは「目指す業界の社会人(就職)」だと思うが、そのゴールに高校卒業後すぐに到着するか、大学や専門学校という「通過点」をたどるか。多くの高校生が後者を選んでいる。なぜなら選択できるゴールが増え、周りの大人たちも学歴はプラスになるという考えや経験でアドバイスしているからだと思う。
では大学と専門学校のどちらを選ぶか。後悔しない選択をするには双方の「目的」や「カリキュラム」などの違いを知り、自身の目指しているゴールに合った通過点かを見極めることが大切だ。
一丁前に言っているが、恥ずかしい話、私自身もKBC学園という専門学校グループに採用されるまで、県内にある専門学校でどのような分野や内容が学べるかや、学校の名前すら知らなかった。
次回は県内の進学状況や大学と専門学校の違い・特徴などについて書いていきたいと思う。
琉球新報社の許可を得て転載
https://ryukyushimpo.jp/news/education/entry-4687634.html