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【KBC高等学院】スペシャル学校説明会 「鈴木兄弟講話」

2025.08.21

令和7年8月16日(土)沖縄県産業支援センターにてKBC高等学院「スペシャル学校説明会」が開催され、
第一部では甲子園出場経験を持つ鈴木兄弟をお招きし、特別講演会が行われました。

兄の鈴木裕司さん(写真:右)は慶應義塾高校、弟の鈴木健介さん(写真:左)は早稲田実業でそれぞれ甲子園に出場。その後は大手広告代理店や飲料メーカーといった一流企業で活躍し、スポーツで培った経験を社会に活かしています。
「野球で身につけた考える力や協調性は、社会に出ても必ず役立つ」と語り、キャリアを通じてスポーツと学びのつながりを伝えました。

講演で特に印象的だったのは、兄弟のライバル意識です。年齢が1年半違いだったことから、健介さんにとって裕司さんは常に少し手の届かない存在であり、大きな目標でした。「兄には負けない」という思いで練習に励みつつ、互いに支え合い、良きライバルでありパートナーだったと振り返ります。さらに健介さんは大学時代に手術を経験し、一時は野球を続けられない危機もありましたが、リハビリを経て復帰。「困難に直面したときこそ努力を続けることが将来の力になる」と力強く語りました。

また、目標設定の重要性についても言及。甲子園や全国制覇といった明確なゴールを掲げ、そこから逆算して日々の練習を積み重ねることが成果につながると強調しました。練習方法については、慶應では自主性を重んじ効率的に取り組み、早稲田実業では試合をイメージした練習を行うなど、それぞれの工夫を紹介。選手同士が議論を重ね、自ら考えてプレーした経験は社会人になってからも活きていると話しました。

基礎体力の大切さについても触れ、「走り込みなどの地道な積み重ねが最後まで戦い抜く力になる」「努力を続けることで、ある日突然伸びる瞬間が訪れる」と生徒たちにエールを送りました。

会場に集まったKBC高等学院の野球部・サッカー部の生徒たちは、真剣に耳を傾けていました。
兄弟のライバル関係や困難を乗り越えた経験、そしてスポーツを通じて学んだ姿勢は、生徒たちに大きな刺激を与えたようです。

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