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２０２５年５月２２日（木）、沖縄コンベンションセンター劇場棟にて、

ＫＢＣ学園グループ主催の「志学講演会」が開催されました。

今回の講師は、ジャーナリストであり、テレビや出版を通じて幅広い世代から支持を集める池上彰氏。

国内外９０か国を取材した豊富な経験をもとに、

「激動する世界と未来、君はどう生きる？」と題した講演が行われました。

会場には、ＫＢＣ学園８校の学生・教職員が参加し、池上氏の語る世界の動向や日本社会の課題、

そしてこれからの時代を生きる私たちに求められる視点に耳を傾けていました。

池上氏は「世界を知り、自分を知る」ことの大切さを強調し、

これからの社会を担う若者たちに向けて、志を持って未来を切り拓く意義を丁寧に語ってくださいました。

講演の最後には、学生との質疑応答の時間も設けられ、学生達からの質問に丁寧に答えてくださいました。

ＫＢＣ高等学院 スポーツコース サッカー専攻２年の足立幸乃進さんが

「物価高騰の中、世界中の生活が苦しい人々のため、僕たちにできることは何かありますか？」と問いかけると、池上氏は次のような考えを共有しました。

「世界のために自分ができること」を考えることの大切さ、寄付や国際支援団体への参加、

フェアトレード商品を選ぶことなど、自分に合った方法で社会に関わる道がある。
直接的な支援が難しくても、正しい情報を知り、日々の選択を意識することで、誰もが小さな一歩を踏み出せる。

また、旅行などを通して現地経済に貢献することも支援の形のひとつであり、

世界を知ることが自分の行動を変えるきっかけになると話しました。

この講演会は多くの参加者に

「自分にできること」について深く考えるきっかけになったのではないでしょうか。