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【学園情報】<未来へいっぽにほ> 高い沖縄の専門学校進学率

2025.11.09 ニュースリリース

<未来へいっぽにほ> 高い沖縄の専門学校進学率

 

文部科学省「学校基本調査」によると沖縄県では2024年度、約1万3千人が高校を卒業した。そのうち大学に約6千人、専門学校へは約3500人が進学している。大学進学率は約44%で全国平均約61%に比べると大きな差がある一方、専門学校への進学率は新潟県に次いで全国2位となっている。県専修学校各種学校協会(沖専各)には県知事の認可を受けた40校の専門学校と4校の各種学校が加盟している。

 

大学と専門学校は同じ「高等教育機関」だが、大学の目的は学問を中心に幅広い教養を身に付け「探究」することである。外国語や体育など必須の授業もあるが、4年間という長い在籍期間で自分の興味や関心から授業や研究室(ゼミ)を決め、その成果として卒業論文を提出するのが主なカリキュラムだ。

 

一方、専門学校は職業・実生活に必要な能力の育成、技術・資格取得を目的とし、多くの学科は大学より短い2年や3年で“プロフェッショナル”を育成する実践重視のカリキュラムが入学時から決まっている。県の認可校であれば年間で必須となる授業時間数や、同時に授業を行えるクラスの人数が定められている。

 

さらに学びを深めたいなら、専門分野の知識や資格を身に付けた後に大学へ編入もできる。また専門学校でも4年間在籍する学科を卒業すると、大学院へ進学する選択肢も増える。無認可校なら法律の規定に縛られないカリキュラムが組めるが、国の奨学金や学割などの制度が適用されないデメリットもあるので気を付けてほしい。

 

次回は大きく心を揺さぶられた私と専門学校の「出会い」について書きたい。

 

琉球新報社の許可を得て転載

https://ryukyushimpo.jp/news/education/entry-4753791.html

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